japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

テイクアウトやデリバリーは根付くのか!

飲食店の料理や食品スーパーの惣菜を自宅で食べる「中食」が急拡大しています。新型コロナウイルスの感染拡大にともなう外出自粛傾向で外食産業が厳しい状況に陥る一方で、テイクアウトや宅配サービスが台頭し、以前に比べると食品スーパーやコンビニでは惣菜や弁当が充実してきました。中食は今後も伸び続けるのか!?

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「中食」の基礎知識

「中食」の読み方は「なかしょく」。従来は昼食を意味します、昨今では、家庭外で調理された食品を購入して持ち帰る、あるいは配達等によって家庭内で食べる食事の形態のことを指します。

飲食店などで食事をする「外食」
家庭内で調理する「内食」に対して、その間に位置する形態となります。

外食(がいしょく) 家庭外で調理された食品を家庭外で食事する形態
中食(なかしょく) 家庭外で調理された食品を家庭内で食事する形態
内食(うちしょく) 家庭内で調理された食品を家庭内で食事する形態

中食は、持ち帰ってすぐに食べられる半面、日持ちしないのが一般的!
食品スーパー惣菜コンビニのお弁当、飲食店テイクアウトメニュのほか、仕出しや出前、宅配サービスで購入する食品などが含まれます。

安価で手軽なメニューが少ない日本の外食は、比較的割高になりがちなことから、惣菜や弁当のように、あらかじめ調理された食品を店舗で購入して自宅で食べる形態の食事が増えてきました。より美味しくより食品が高く、料理開発が進んだことと、電子レンジなど調理器具の普及なども、中食が拡大してきた背景にあると言えるでしょう。

コロナ禍で変わる中食の位置づけ

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飲食店のプロが作った食事を比較的安価に自宅で食べられる中食は、コロナ以前から高いポテンシャルがありました。飲食店のテイクアウトやデリバリーなどが急伸したことで中食全体でも大きな伸びとなっています。近い将来、逆転する可能性をかなり秘めていると思います。コロナ禍で飲食店の利用が制限されたことで、中食に脚光が浴びたと言えるでしょう。中食が伸びた具体的に理由は以下の通りです。

・緊急事態宣言等で飲食店の営業時間が短縮
 ⇒ テイクアウトや宅配の需要拡大

・テレワーク人口が急増しランチ需要が低下
 ⇒ コンビニやデリバリー利用者が増加

・非接触や時短のニーズが高まる
 ⇒ テイクアウト等の手軽さが見直される

・腕のある料理人が中食へ移籍
 ⇒ 従来の中食メニューの品質が向上

飲食店の利用が制限されたことで、当初は消去法で中食や自炊(内食)が増えていきたが、それまで中食の利用経験が少なかった人々が、実際にテイクアウトやデリバリーを利用してみたところ、手軽さや美味しさに「ハマった」というケースも多いようです。

また税率が店内飲食(10%)より持ち帰り(8%)の方が低いことも、中食利用を後押しした要因の一つかもしれませんね。

食品スーパーや飲食店が取るべき中食戦略

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中食を経験した人が、その魅力に気づき、コロナ後でも中食を中心とした生活を送りたいと考える人は増えることでしょう。

実際に民間会社のWeb調査によると

「今後もテイクアウト・デリバリーを利用したいですか?」との質問に対して、
テイクアウトは96%、
デリバリーは93%が「利用したい」と回答。

このように中食が社会に定着していくことが予測される中、では、提供する側である食品スーパーや飲食店等が取るべき戦略や注意すべきポイントとはどんなことでしょうか。

 

ニーズにあわせたバリエーションの充実

惣菜を専門とする民間コンサルティング会社が行った、コロナ禍における自炊メニューと宅配メニューのランキング調査によると、

自炊メニューの上位は

1位:カレー
2位:チャーハン
3:パスタ

宅配メニューの上位は

1位:ピザ
2位:食料品
3位:お寿司

今後の中食戦略では、こうした消費者の嗜好に基づいた商品開発が求められます。自炊メニューにはランクインしていないが惣菜の定番である「唐揚げ」のような売れ筋商品は、容量のバリエーションを増やすなど、消費者の多様なニーズに対応するラインナップも必要です。

 

《コロナ禍に自宅でよく作るメニュー》

1.カレー
2.チャーハン
3.パスタ
4.餃子
5.焼そば
6.お好み焼き
7.ラーメン
8.うどん
9.鍋
10.たこ焼き

《宅配サービスで購入するもの》

1.ピザ
2.食料品
3.寿司
4.飲料
5.衣類
6.お米
7.日用品
8.野菜
9.お弁当
10.冷凍食品

    ※出典:成田惣菜研究所

健康に配慮した商品開発

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弁当や惣菜などの中食メニューは、冷めても美味しく感じられるように、概ね味を濃くして調理されています。しかし、中食の利用が拡大してくると、特に意識をしない限り、自分が食べたいものを食べる。健康面についての不安も増大します。実際に“コロナ太り”といったワードも出てくるなど、外出自粛やテレワークの推進にともない日常生活で体を動かす機会は激減。これに歩調を合わせるように食事量が増えると、当然ながら健康を害することになります。

中食を提供する側としては、今後、こうした健康面に配慮したメニューも求められると思います。

中食を利用する人の層は、コロナ前後で変化しており、コロナ禍では家族や子どもの利用も増えています。糖質や塩分を控えたメニューの開発のほか、通常の調理では手間がかかるけど健康に良いとされる魚料理や煮物などもニーズは高まることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。少しお腹周りを気にし始めていませんか?笑
飲食店舗も激減して行く中で腕のある人材はどんどんレストランから流出しデリバリー専門店へ行くこととなり、そのクオリティーが認められることでしょう。さらにはゴーストレストランもどんどん加速するように思えます。近い将来「記念日は家で」もあるかもしれません。

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