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「ウィンナー」と「ソーセージ」の違いとは

このふたつ、明確に使い分けている!という人はかなり通なイメージ。なにが違うんでしょう?ちょっと調べてみました。って話です。

「ソーセージ」とは、"腸詰め"のこと

一般的には、塩漬けされた肉を挽き、これを香辛料等によって味付けして腸に詰め、乾燥、または燻製することによって作られます。ソーセージの語源は諸説ありますが、salsus(ラテン語で「塩漬けされた」の意)が語源だという説が有力なようです。

もう一度!ソーセージとはひき肉を塩やハーブ類で味付けし、腸詰にした食べ物のこと。燻製で加熱をしたり、加熱をせずに乾燥させたりして作られます。

その歴史は古く、紀元前8世紀には似たような料理があったようです。その後、燻製技術の発達や東洋から香辛料が持ち込まれたことで、12~13世紀にドイツで保存食として定着。ヨーロッパ各地に普及していきました。

ウィンナーソーセージ

私たちになじみ深いのがウインナーソーセージです。名前の由来はオーストリアの首都・ウィーンから。

ケーシング(動物の腸、なかには人工のものも)には、羊の腸が使用され、太さが20ミリ未満のもの。

JAS規格では、太さが20mm未満のもの、または羊の腸に詰めたものがウインナーソーセージであると定められています。代表的なソーセージのなかでは小さく細い部類に入ります。

フランクフルトソーセージ

豚の腸が使用されており、太さが20ミリ~36ミリのもの。フランクフルトというと、屋台やコンビニで販売されている太くて大きなソーセージを思い出しますね。名前の由来はやはり都市の名前で、ドイツのフランクフルトです。

JAS規格では、20mmから36mm未満の太さ、または豚の腸を使用したものと定められています。

ボロニアソーセージ

牛の腸が使用され、太さが36ミリ以上のもの。ウインナー、フランクフルトは日本でもよく見かけますが、このボロニアソーセージは知らない方が多いかもしれません。

ボロニアソーセージの名前はイタリア・ボローニャ地方に由来します。

JAS規格では太さが36mm以上で、牛の腸を使用したものを指します。日本のソーセージの分類上もっとも大きなソーセージです。

実際のボロニアソーセージを見ると、ハムと同じくらい直径が大きいものが多いです。

 

チョリソー

「辛いソーセージ」というイメージがあるチョリソー。発祥はスペイン・イベリア半島で、細かく刻んだ豚肉ににんにく、パプリカといった香辛料を混ぜて作られるソーセージです。

発祥地のスペインではパプリカパウダーをたっぷり入れるため、真っ赤で辛そうに見えますが、実際に食べてみるとそこまで辛くはありません。

スペインからメキシコに渡った際に、現地の味わいに合わせて辛くされたのだとか。「チョリソー=辛い」というイメージはここからきたのかもしれませんね。
 

ドライソーセージ

ドライソーセージとは、JAS規格では加熱せずに乾燥させ、水分量を35%以下にしたもののことをいいます。

代表的なものは、お酒のお供として食べられるサラミ。通常のソーセージよりも水分量が少ないため、長期保存に向いていて、常温保存ができるものも多いです。

塩、ハーブ、スパイスが入りますが、作られる地域によって味付けはさまざま。イタリアで一般的なのは「ミラノサラミ」です。普通のソーセージと同じく、地方の名前を冠するものが多いですね。
 

セミドライソーセージ

セミドライソーセージとは、JAS規格では加熱の有無に関係なく、水分が55%以下のもの(ドライソーセージを除く)を指します。
代表的なものはカルパス。黒こしょうを効かせたものが多く、スパイシーな味わいを楽しめます。

サラミがイタリア発祥のソーセージなのに対し、カルパスはロシア発祥。さらに、サラミには豚肉や牛のひき肉が使われますが、カルパスはそれに加えて鶏ひき肉が加えられます。
 

生ソーセージ

一般的なソーセージのように腸詰めしたあと加熱処理をするのではなく、腸詰めしただけで販売されるのが生ソーセージです。
生ソーセージは文字通り「生」のため、焼いたりゆでたりして、しっかり中まで火を通してから食べる必要があります。
普通のソーセージは加熱処理されているものを再加熱して食べることが多いですが、生ソーセージは加熱処理をしたすぐあとに食べるのが大きな違い。そのため、一般的なソーセージよりもジューシーで、肉の存在感を楽しむことができますよ。

 

 

日本で親しまれるようになったのは、第一次世界大戦時から

ソーセージはいつ頃日本に伝わったのでしょうか。そのルーツは、第一次世界大戦時まで遡ります。千葉市に新設された農商務省畜産試験場の求めに応じて、捕虜として収容所に連れられてきたドイツのカール・ヤーンら5名のソーセージ職人が、ソーセージの作り方を伝えたと言われています。

 

お弁当用の赤いウインナーは日本発!

ところで、お弁当に入っているウィンナーといえば真っ赤なウィンナーが定番。実はあれ、日本発祥なんです。昔は、材料にいい素材を使えなかったので、発色の悪さを隠すために表面を赤く着色したウィンナーを作ったのだそう。

この日本独自のものも、日本製のアニメなどで海外に広まっています。

 

魚肉ソーセージも日本のアイデア!

大正時代に地方の水産試験場で試作されたのが始まりといわれています。昭和三十年代後半、卵一個が10円、コロッケ一個が5円の時代、魚肉ソーセージは130グラムで130円だったそうで、非常に高価なご馳走だったそうです。

 

 

みなさんもよく食べますか?

ホットドッグの誕生秘話

ソーセージを使った料理で一般的なのがホットドッグ。これは、寒い日にアメリカでソーセージを売っていたドイツ人が、熱々のソーセージを売ることを思いついたそうですが、そのまま熱くするだけだと持てないので、パンにはさんで売ったのが始まりだそうです。

海外では、ダックスフンドをウインナードッグなんて呼ぶ人もいますが、当初はホットドッグを「ダックスフンド・ソーセージ」と呼んでいたのだとか。いつの間にか「ホットドッグ」になったそうですよ。

 

主なソーセージのカロリー・栄養素

以下で主なソーセージの100gあたりのカロリー・栄養素について。料理や購入の際の参考にしてみてくださいね。

・ウインナーソーセージ(100gあたり)
カロリー    319kcal
脂質      30.6g
たんぱく質   11.5g
糖質(炭水化物)3.3g

・フランクフルトソーセージ(100gあたり)
カロリー     295kcal
脂質       24.7g
たんぱく質    12.7g
糖質(炭水化物) 6.2g

・ボロニアソーセージ(100gあたり)
カロリー    242kcal
脂質      21.0g
たんぱく質   12.5g
糖質(炭水化物)2.9g

・リオナソーセージ(100gあたり)
カロリー    188kcal
脂質      13.1g
たんぱく質   14.9g
糖質(炭水化物)3.7g

・魚肉ソーセージ(100gあたり)
カロリー    158kcal
脂質      7.2g
たんぱく質   11.5g
糖質(炭水化物)12.6g

・チョリソー(100gあたり)
カロリー    290kcal
脂質      25.5g
たんぱく質   10.1g
糖質(炭水化物)5.0g

・ドライソーセージ(100gあたり)
カロリー    467kcal
脂質      42.0g
たんぱく質   26.7g
糖質(炭水化物)2.6g

・セミドライソーセージ(100gあたり)
カロリー    335kcal
脂質      29.7g
たんぱく質   16.9g
糖質(炭水化物)2.9g

・生ソーセージ(100gあたり)
カロリー    269kcal
脂質      24.4g
たんぱく質   14.0g
糖質(炭水化物)0.8g

 

 

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